水が少ないとデンプンの糊化が不十分になり、パラパラのご飯になります。基本はお米の重量の1.4倍、体積の1.2倍の水を使いましょう。
また、冬場はお米が乾燥するため、少し水の量を増やしたほうがいいでしょう。
お米は乾物と一緒。芯まで水が浸透していないと、熱が伝わらずパラパラしたご飯になります。夏は30分、冬は水が冷たく吸水が遅いので、1~2時間をめどに浸けてください。
蒸らしすぎは、結露水によりビチャビチャご飯やツヤのないご飯の原因になります。また、ご飯が硬く固まってしまわないよう、蒸らしたあとは上下を混ぜてよくほぐしましょう。
鮮度を保つには、夏場は少量ずつ買ってタッパーなどに入れて、冷蔵庫で保存するのが一番。
20度以上のところでは虫が付きやすくなるので、平均気温がそれ以下になる11月~4月の頭ぐらいであれば常温で保存することもできます。
常温で長期保存する場合は、玄米で購入することをおすすめします。
ただし、20度以上になると玄米でも虫がつくので要注意。精米後は鮮度が落ちやすくなってしまうため、夏場なら2週間~1ヶ月、冬場なら2~3ヶ月がおおよその賞味期限です。